6月10日に、平成27年度定期総会を開催しました。
冒頭、長谷会長より、「設立3年目を迎え、いよいよ次の段階に進む時期である。烏丸通が目に見えてきれいになる・美しくなる・楽しくなることが最重要の目標であり、内部組織を充実し、新規役員を増やし、活動の活発化を図りたい。また,各取組に各会員が積極的に参加し、学びを深め、自らの信念を持って活動に資すれば、本会の大いなる発展に繋がるので、協力をお願いしたい。」との挨拶がありました。
続いて、昨年度の事業報告・決算、今年度の事業計画・予算、専門部会の再編について説明を行い、全て承認されました。また、幹事及び会計監査の改選については、以下のとおり、幹事は前任の6名を、会計監査は前任の1名を再任とし、協議会会員数拡大に伴い新たに幹事3名を選任しました。
1 幹事(9名)
・ NTT都市開発 株式会社
・ 株式会社 大垣書店(新)
・ 株式会社 京都新聞社
・ 株式会社 東洋設計事務所(新)
・ 株式会社 長谷本社
・ 株式会社 細尾(新)
・ 株式会社 リーフ・パブリケーションズ
・ 六角堂頂法寺
2 会計監査(1名)
・ 株式会社 京都銀行
また、総会の場において臨時の幹事会を開催し、会長及び会計の互選を行い、以下のとおり再任となりました。
・会長 長谷幹雄(株式会社長谷本社 代表取締役会長)
・会計 株式会社リーフ・パブリケーションズ
次に、日本を代表する建築家であられる、西沢立衛様よりご講演をいただきました。タイトルは「近作について」ということで、西沢様から、作品のご紹介をいただきながら、「テーマとしては、建物の内容、人との交流、まち(環境)と建築の調和・連続性、人との関係性をいつも考えています。まちに貢献できるような建物、または、まちの歴史や文脈と調和する、景観だけでなく、まちの文脈やつくりと連続・調和した建築を設計しています。人々が集まってくる場、人々の交流を促す、人が使いたくなるような仕掛けを常日頃、考えています。」といったお話をいただきました。普段お聞きする事は難しい貴重な内容であり、質疑応答を含めて非常に有意義な機会となりました。
総会終了後は、恒例の懇親会を開催し、会員同士の交流を深めました。