6月4日に、平成26年度定期総会を開催しました。
今年度の協議会の取組方針を決定する、重要な会議です。
冒頭、長谷会長から、「創立二年目を迎え、今後は更なる活動の活性化を図りたい。また、烏丸通だけでなく、京都都心部の他の組織とも連携をするべきではないか。ハード・ソフト両面からまちづくりを進めたい」との挨拶がありました。
続いて、昨年度の事業報告・決算、今年度の事業計画・予算、烏丸通まちづくりビジョンについて説明を行い、全て承認されました。
特に烏丸通まちづくりビジョンについては、協議会の今後の行動指針となるものです。「風格と華やぎの烏丸」を大きな理念とし、今後具体的な取組を行っていきます。
次に、㈱細尾 代表取締役社長 細尾真生様から、ご講演をいただきました。
「これからの町づくり -京都西陣地区の事例-」ということで、アート&クラフトをテーマとした西陣地区でのまちづくりの事例や、㈱細尾が行っている西陣織の新たな価値の創造の挑戦などについてお話いただいた後、「まちづくりは未来構想をしっかり持ち、コンセプトを明確化し、それを具体化して活動すべき。そしてどんどん世界に発信すべき。ここにいる皆でビジョンに向けて実際に動き、烏丸通を世界のブランドにするよう一緒にやっていきましょう。」とエールをいただきました。
実際に起きたことや、実体験を交えながらのお話には説得力があり、協議会がとても勇気づけられるご講演でした。
そして総会終了後には、会員交流会を開催しました。
同じ烏丸通にいながら、なかなか接点の無い方同士、楽しくざっくばらんに交流を深めました。こういった横の繋がりが、「まちの活力」の源に繋がっていくのだという想いを強くしました。
【烏丸通まちづくり協議会事務局】